国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ガバナーについて-メッセージ・プロフィール

地区スローガンと具体的な取組み

ガバナー 大森 克磨

地区スローガン

「ロータリーのパワーは親睦が生みだす!
あらゆる場面を親睦の機会に」
~話しかけよう~

国際ロータリー第2720地区のロータリアンの皆様、こんにちは。
2021-2022年の始まりに当り、これから1年間のロータリーに関する私の考えを伝えさせて頂きます。

  1. 私は、ロータリーにとって、最も大切な活動基盤は「親睦」であると考えております。
    ロータリーは奉仕のために形成された団体のようにも見え「奉仕が先にありき」のようにも思えます。 しかし、「The First Rotarian」(著者 ジェイムズP.ウォルシュ)の中に次のような一説があります。

    「仲間同士の親交から生まれる力とその有難味は全員が良く認識していた。ハリスがその次にやったのはその力を難渋している人に向けることだった。ハリスの見事な指導の下に、私利を得ることよりも他人のことを案じる方へ、会員の関心は傾いていった。」

    つまり「仲間同士の親交」(親睦)が何らかの「力」(パワー)を生み出し、そのパワーがポール・ハリスによって「難渋している人」に向けられたのが、ロータリーの社会奉仕なのであり、奉仕よりも親睦が先にありきなのです。
    親睦がうまくいっているロータリークラブは、個々のメンバーのアイデアを大切にするため、クラブはアイデアで満ち溢れています。また、親睦は、クラブにチームとしてのパワーを生み出し、人数分を遙かに超える奉仕活動を実現します。そして、親睦がうまくいっているクラブは、楽しいクラブでもあり、入会希望者が列をなすクラブです。

    • クラブ内に、知らない人はいませんか?
    • 仲間外れはいませんか?
    • しばらく話をしていない仲間はいませんか?

    そのような人を見つけたら、すぐに話しかけましょう。親睦のチャンスを見逃さないように、機会があったら必ず生かして下さい。また、親睦にもメンテナンスが必要です。

    ウォルマートの創業者、サム・ウォルトン(ロータリアン)は 「先に」話しかけることは、リーダーシップを発揮するコツでもあると言っています。リーダーシップを発揮して、もっともっと親睦を深め磨きましょう。

  2. 「ロータリー奉仕デー」を開催致しましょう!
    シェカール・メータRI会長エレクトが開催を提案するロータリー奉仕デーは、2018-19年度のバリー・ラシンRI会長年度に推奨されたロータリーデーと同じく、地域社会の人々と共に奉仕イベントをし、併せてロータリーを紹介するというシンプルなものです。ロータリー奉仕デーは、

    1. 2つ以上のロータリークラブ、ローターアクトクラブ、インターアクトクラブとの共催である。
    2. ロータリーの重点分野(一つまたは複数)に一致している。
    3. 参加者の25%以上がロータリアン以外の者でなければならない。

    等の開催条件があります。

    「ロータリー奉仕デー」の開催は、日頃交流がない方々と知り合う絶好の機会であり、ロータリーの活動を知って頂き公共イメージ向上のためのひとつの方法でもあります。そして、何よりも「ロータリー奉仕デー」を開催しようと呼び掛け、計画・立案のために集まり、そして実行することは、貴重な親睦の機会の創造となります。その際、ローターアクトクラブ、インターアクトクラブに声をかけましょう。特に、ローターアクトクラブ、インターアクトクラブを提唱していないクラブは、この機会に、ローターアクター、インターアクターと共にする活動を体験してみましょう。

    また、米山記念奨学生、米山学友、ロータリー財団学友にも声をかけましょう。青少年との交流はロータリアンを刺激し、奉仕のパワーを生み出します。

    奉仕活動をしているのは、ロータリーだけではありません。地区内で様々な活動をされている市民の方々、市民団体もお誘いしましょう。ロータリーの活動の幅を広げましょう。もし、7つの重点分野の中のテーマが決まらない場合は、「子どもの貧困対策」(地域社会の経済発展)をテーマにお願いします。
    そして「ロータリー奉仕デー」をロータリアン130万人への起爆剤にしましょう。各クラブが1年間で純増10%が目標です。

  3. 新型コロナウィルス感染拡大の状況下、ロータリー活動は著しい制約を受けております。
    皆様のロータリー魂は、親睦に餓え、奉仕活動に餓え、我慢できない状況かもしれません。

    しかし一番大切なのは皆様の生命と健康であり、これが無くしてロータリー活動はあり得ません。ロータリアン、ローターアクター、インターアクター、関係者の皆様の生命や健康が脅かされそうであれば、躊躇なく早い段階での安全な選択をして下さい。その代わり新しい「親睦」、「奉仕」、「セミナー」、「ミーティング」の方法を開拓しましょう。オンラインに挑戦してみてください。オンラインはやむを得ない代替手段だけではありません。新たなロータリー活動の手段です。また、My Rotaryのラーニングセンターは、益々充実しておりダイレクトにロータリーを学ぶことが出来ます。是非ご活用下さい。地区は今年度、IT化支援委員会を設け各クラブや地区のオンライン利用を支援する体制を整えております。お気軽にご相談下さい。

皆様とお話しできる日を、心より楽しみにしております。

氏 名
大森 克磨(おおもり かつま)
所属クラブ
大分キャピタル
職業分類
弁護士
生年月
1962(昭和37年)年3月13日
勤務先
法律事務所エフワン 代表
ロータリー歴
1999年9月
大分キャピタルロータリークラブ入会(創立会員)
2014-2015年度
クラブ会長
2015-2016年度
地区職業奉仕部門長
2016-2017年度
地区職業奉仕部門長
2017-2018年度
地区研修委員、地区 RLI 委員会委員
2017-2018年度
地区職業奉仕部門アドバイザー
2017-2018年度
地区日韓親善委員
2018-2019年度
地区管理運営部門 RLI 委員会委員
2019-2020年度
地区職業奉仕部門長 ガバナーノミニー
2020-2021年度
ガバナーエレクト
マルチプル・ポール・ハリス・フェロー
プロフィール
1984年3月
中央大学法学部法律学科卒業
1994年4月
弁護士登録(大分県弁護士会 立花充康法律事務所)
2016年11月
法律事務所エフワン開設 所長
2017年4月~2018年3月
大分県弁護士会会長
2018年4月~2019年3月
大分県弁護士会常議委員会議長
公職
2019年4月~
大分県入札監視委員会 委員
その他経歴
2008年4月~
特別養護老人ホーム偕楽園理事
2012年4月~
財団法人大分県建築住宅センター理事
2015年8月~
一般財団法人 TAO 文化振興財団監事
2021年3月〜
株式会社タオ・エンターテインメント監査役
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